ホームベーカリーで焼きたてパンを我が家で楽しもう
このところ美味しいパン屋さんをあちこちで見かけるようになりましたね。
パン好きな私としては嬉しいのですが、食べ過ぎはカロリーが気になってしまいます。
素材や技術、工夫を凝らしたレシピから出来上がる多彩なパンはプロならではの世界をたのしませてくれます。
しかし、素人の家でも美味しいパンがいつでも食べる事ができる術があるのです。
これこそがホームベーカリーです。
焼きたてパンの美味しさは街のパン屋さんに引けを取りません。
具材をあれこれ変えて試すのはとても楽しいです。
美味しい程にカロリーも高くなっていくというトコロだけはちょっと困りますけどね。
もちろん我が家にもホームベーカリーがあって週末の朝食は焼きたてのパンです。
お米の炊飯器と同じくタイマーで起きる時間にあわせてセットすると芳しい香りで目覚めも気分がいいです。
しかし大分昔の機種なので、そろそろ買い替え時かなー?などと思っていたりしています。
そうです、ホームベーカリーも家電です。ご多分にもれずどんどん技術が進歩しているんです。
調べてみると、パンだけではなくお餅やうどんの生地まで作ってくれたりします。
まずはお家パンを試してみませんか?
ということでホームベーカリーの情報をお届けです。
目次
1.ホームベーカリーの歴史
ホームベーカリーは1987年に今のパナソニック(当時の松下電器産業)が製品として販売を開始しました。
(当時としてはパンを炊飯器のように自動で焼くという発想には正直驚かされました)
その後他のメーカーも製品化しましたがそれほど普及していませんでした。
しかし、1994年の米不足で小麦製品に注目が集まり、ホームベーカリーが見直されてちょっとしたブームになりました。
メーカーも性能改善を行い、やがて2000年を過ぎてから価格が安くて性能の良いものが多く出回ってきました。
スポンサードサーチ
2.ホームベーカリーの機能
基本的にホームベーカリーが行えることは、
1)材料を混ぜ合わせ、こねる。
2)発酵する。(一次発酵、二時発酵、ガス抜き)
3)焼く
の工程となります。
食パンではなく、バターロールなど自分で成形してオーブンで焼きあげる場合は2)で取り出して
続きを自分で行います。
スポンサードサーチ
3.我が家で愛用しているホームベーカリーは
我が家にあるホームベーカリーは2代目です。
初代もなかなかの当たりの機種だったのですが寿命だったのか突然壊れてしまいました。
そこで2代目としてAmaznで購入したのが下記の製品です。
付属のレシピ本にはたくさんのアレンジパンが紹介されています。
ひととおり作ってみましたが美味しいパンイコール高カロリーで頻繁には食べられませんね。
4.いちおしの食パンレシピ
前述のとおりホームベーカリーにはレシピがついてきますので、まずはこちらのレシピを試すといいと思います。
そこから徐々に自分のお気に入りのレシピを開発するのです。
本屋さんやネットでもお薦めレシピが見つかりますのでこれらを試すのも楽しいです。
私がよく作るレシピをご紹介
我が家の機種はツインバード製ですが大体どのホームベーカリーでもいけると思います。
レシピと言っても材料を入れてスイッチを入れるだけですけどね。
お料理もお菓子作りもそうですが分量はきっちり守ることが成功の秘訣ですよ。
このレシピで出来るパンは朝ごはんにピッタリの甘すぎることなくカロリーも高くないので飽きないおいしさです。
是非お試しください。
【材料】1.5斤分
牛乳 | 190cc |
砂糖 | 60g |
塩 | 8g |
バター | 50g |
強力粉 | 250g |
薄力粉 | 150g |
ドライイースト | 5g |
ポイントは水の代わりに牛乳を使っているところと薄力粉も使っているところです。
材料の投入順は上から順に入れていきます。牛乳→砂糖→塩→バター小麦粉→ドライイーストを入れます。タイマーでセットする場合はドライイーストが牛乳など水分に直接触れないところが大事です。
数時間後には、耳がさっくり、中がもっちりフワフワした飽きのこない食パンが出来上がります。
焼き上がったらすぐに取り出して、できれば網の上に縦に置いて冷ましてください。
(横におくと自分の重みで潰れてしまいます)
スポンサードサーチ
5.焼きあがったパンを上手にスライスするには?
焼きあがったパンをスライスしようとして上手くいかなかった経験がないでしょうか。
焼きたてのパンは水分をたっぷり含んでいることもあり力を入れて押さえると潰れて変形してしまいます。
コツは、包丁やパン切ナイフは温めておくと上手く切りやすくなります。
また、スライスの器具を使うと更にきれいな仕上がりになります。
うちではこれを使っています。
これもAmazonで購入したのですが、あると無いでは大違いです。
このように真っすぐ平面な切り口になりますよ。
切るときはパンナイフを小刻みに動かすと綺麗に切れます。
切れないからとパンナイフに力を入れすぎたり押さえつけたりすると形が崩れます。
そーーっと優しくです。
食べきれない焼き上がりのパンはすぐにラップして冷凍保存してください。
放置していると水分がどんどん抜けてパサパサになってしまいます。
6.最後に
焼きたてのパンは本当に美味しいです。
バターもジャムも不要です。
パンが焼けている間にホームベーカリーからの立ち上る香りはなんとも形容し難いです。
ずっと嗅いでいられますよね(笑)