お盆にはキュウリに乗ってご先祖様が帰ってくる!
暑い日が続きますね、体調崩しやすいのでこまめに水分を補給して無理なく過ごしましょう。
さて、お盆がそろそろやってくる時期ですが、お盆と言えば、一般的なサラリーマンは「夏休み」のイメージが濃厚ではないでしょうか。
知らない人はほとんど居ないと思いますが、改めてお盆について簡単にまとめてみました。
1.お盆とは
お盆とは正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言うそうです。
ご先祖さま(亡くなった親族含めて)の霊をお迎えして供養する行事ですね。
亡くなって49日が明けてから最初のお盆を「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」と言います。
言い方は地域差があるようですね。
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2.お盆っていつなの?
本来は旧暦の7月13日~7月16日の4日間ですが、現在では8月13日~8月16日が一般的です。
これは7月が農作業で忙しい時期なので8月に定着したと言われています。
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3.お盆にやる事
・迎えと送り
13日にはご先祖さまが帰ってくるのでお迎えのために夕方迎え火を焚き、16日にはご先祖さまを送るため送り火を焚きます。
また、キュウリやナスに割り箸を刺して、それぞれ馬と牛を作って供えることもやっていました。
キュウリの馬は早く帰ってきて欲しい、牛はゆっくり戻っていって欲しいという願いが込められています。(やるやらないも地域差があります)
めっきり実施する家を見なくなりましたが、昭和の頃はよく見た光景です。
4.お盆提灯
前に述べたように、ご先祖さまの霊を迎える時、送る時に火を焚いて迷わないようにしますが、火の不始末の問題がありますので、多くの場合は提灯で代用します。
これが盆提灯です。
初盆の時は白い提灯を使い、お盆が終わったら燃やすそうです。
翌年以降は普通の盆提灯を用います。
提灯を贈答品とするのもあるようですが、既に準備している可能性があるので確認してから贈った方が良いでしょう。
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5.盆踊り
盆踊りは現在でも各地で開催されており花火大会、七夕祭りと並び夏の風物詩となっています。
起源は諸説あるようでここでは述べないが、現在ではやぐらの周りを音楽に合わせて踊る形が一般的です。
現代でも毎年各地でこの時期に開催されています。
スケジュールはお盆以外の日に設定され、バラバラなのでネットなどで調べて参加してみてはいかがでしょうか。