もう一度読みたい昭和から平成初期のお勧め名作漫画を紹介。(無料で試し読みできます)

最新の漫画も面白いですが、何十年も前の漫画など今読んでも新鮮でどっぷりハマれる漫画が沢山あります。

随時加筆して行きますのでお楽しみに。

紹介する作品は今でも電子書籍で読むことが出来ます。お試しで読めるリンクを付けておきましたので気に入ったら購入して読み込んでみてはいかが?

では早速行ってみましょう。

 

アストロ球団

作品紹介

とにかく終始テンションが高くめちゃくちゃ熱い超熱血野球漫画。
身体のどこかにボールのアザがある9人の超人野球選手が大リーグ打倒という野望の元ハチャメチャな活躍を見せます。
思わずツッコミたくなる箇所が数ページに一回と満載です。登場人物は皆シリアスなのに読んでいて笑えます。
正統派野球漫画では味わうことの出来ない面白さがあります。
連載から40年以上経っているので画風はハッキリ言って古臭いですが、読めば独特なアストロワールドに引き込まれること間違いなしです。
20巻で完結している作品ですが、1試合のドラマが長くてアストロ球団は何試合プレイしたのか数えてみてはいかがでしょうか。
当時の週刊少年ジャンプらしさが出ている作品と言えます。

 

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うしろの百太郎

うしろの百太郎1巻より
つのだじろう「うしろの百太郎」1巻より
作品紹介

連載は週刊少年マガジンで時は昭和40年代。オカルトブームの火付け役とも言える作品です。
つのだじろう先生の「恐怖新聞」と並ぶ代表作です。
子供の頃に読んだ当時としてはめっちゃ怖かった印象があります。
いや、おどろおどろした画風は今も怖くて仕方ありません。
物語は主人公の一太郎少年についている守護霊の百太郎が様々な心霊現象に遭遇し物語が進んでいくのですが、もし自分だったらと思うと想像を絶してしまいます。
「こっくりさん」など世の中で大流行したエピソードなどは世の小学生たちはトイレに行けなくなってしまいました。

最近はCGなど駆使した心霊ビデオばかりで「どうせこれもCGだよね」と、心霊物に対する恐怖は薄れていますが、この「うしろの百太郎」のようなアナログ的な恐怖漫画は猛暑の夏をきっと涼しくしてくれるでしょう。

 

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おれは鉄兵

作品紹介

ちばてつや先生のあしたのジョー連載終了後の次の作品です。
型破りな野生児「上杉鉄兵」が繰り広げる学園漫画で実に爽快です。
本編の大部分は剣道漫画のようでしたが、最終回まで読み終わってみると、この漫画は果たして何のジャンルの漫画だったのか考えてしまいます。
相当なエネルギーを注いだはずの剣道は鉄兵にとって何だったのか?
もしかしてちば先生は鉄兵という人間は剣道という一つの枠に収まらない自由奔放な人間だったことを描きたかったのかと考えさせられます。
この辺は是非読んでみて感じていただければと思いますが、とにかく読み手も鉄兵の自由さに巻き込まれて次の巻次の巻と一気に読めてしまうことでしょう。

 

 

鎌倉ものがたり

作品紹介

歴史ある街、神奈川県鎌倉市を舞台として描かれている作品です。
「三丁目の夕日」でお馴染みの西岸良平先生の作品です。
主役は鎌倉市に住む小説家の一色正和と幼な妻の亜紀子。
ジャンル的には鎌倉風ファンタジーミステリーとでも言いましょうか、歴史ある鎌倉を妖怪や魔物が同居する街として描かれていて、様々な不可思議事件を解決するお話です。
西岸先生ならではの不思議世界と柔らかいストーリー展開に引き込まれます。

 

 

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がんばれ元気

作品紹介

父親が目指したボクシングチャンピオンへの夢を受け継いでストイックにボクシングの道に励む主人公の堀口元気。
やがてお父さんが亡くなり元気は、裕福な母方の祖父母の元に引き取られボクシングとは無縁で何不自由ない生活を送ることになります。
しかし、ボクシングでチャンピオンになる約束を父親と交わした元気は密にトレーニングを続けていたのでした。

この作品は様々な境遇からボクシングに関わる登場人物がそれぞれの想いで人間臭さを描いています。
小山ゆう先生は人間の心の底からの感情を表情で表すことが抜群に上手く思わず感情移入せずにはいられません。
元気を取り巻く登場人物や対戦相手との人間ドラマも丁寧に描かれており深い感動が得られる名作です。

 

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銃夢

作品紹介

どのくらい未来なのかわからない時代、「ザレム」と呼ばれる空中都市の下に広がる「くず鉄町」でサイボーグやアンドロドの修理業を営んでいる「イド・ダイスケ」が、ある日頭部が壊れていない半壊状態で記憶を失った少女のサイボーグを拾うところから物語は始まります。イドは少女に「ガリィ」(かつてのオスの飼い猫)と名付け、寄せ集めたパーツでガリィのボディを完成させます。
警察というものがないこの世界で犯罪者を捕まえる「ハンターウォーリア」という別の顔を持つイドを手伝うためにガリィもハンターになる決心をします。
しかし、寄せ集めのパーツのボディはあっさり壊されてしまいバラバラに。
イドは昔拾って保管しておいた「狂戦士」のボディをガリィに与えます。
ガリィは実はかつて火星で使われていた格闘技「機甲術」パンツァークンストを使いこなす戦闘型のサイボーグだったのです。
銃夢は世界的にファンを持つ作品で最近になって映像化され話題になりました。
コミックは9巻ですがその後外伝、続編も出ている人気作品です。

 

 

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3×3(サザン)EYES

作品紹介

主人公の高校生2年「藤井八雲」は、偶然街中でひったくりから女の子を救うが、救った女の子はチベットで人間とは違う進化をした不老の三つ目妖怪の一族「三只眼(さんじうん)」の最後の生き残りであり、名前をは「パイ」と言った。パイは人間になることを願い
しかし、八雲は妖怪に襲われた際に、パイに命を吸い取られたことで「三只眼」とが死ぬまで不死身となり運命を共にすることになってしまう。
パイは人間になることに憧れ、その方法を探して八雲と危険な旅を続けるのでした。
作品は昭和の頃から連載が始まり、4部構成の当初の連載はいったん幕を閉じていますがその後も続編が発表されています。
最初の頃はテンポの速い展開でぐいぐい引き込まれますが、クライマックスに向けて謎が解明されていく内容は面白かったです。
続編についても画風が当初に比べて洗練され更に読みやすくなってきており是非お勧めの作品と言えます。

 

 

さすがの猿飛

作品紹介

かつてアニメ化もされた少年サンデー連載の人気作品。
「カミカゼの術ーっ!」で女の子のスカートめくりをする術がとても記憶に残る作品でしたが(笑)、物語は忍者を養成する「忍ノ者高校」を舞台として、主人公「猿飛肉丸」くんや幼馴染の「霧賀魔子」ちゃんをはじめとする学園忍者漫画です。
細野不二彦先生の洗練された絵柄や動きの表現は当時のアニメや劇画表現を上手に取り入れており、今読んでも見劣りするすることがない程完成されたものですが、逆に続編となる「さすがの猿飛G(グローバル)」は今一つな感じがします(個人の見解です。汗)

一話完結読み切りのギャグマンガですが、ダレることなく一気に読んでしまう面白さです。
見た目のでっぷりした体格からは考えられない高い身体能力で忍びを極めた肉丸君が今も色あせない輝きを見せてくれます。ハッキリ言って肉丸君がかっこいいです。
必見のおすすめギャグマンガです。

 

 

サバイバル

作品紹介

ゴルゴ13でおなじみの「さいとうたかお」先生の作品です。
突然起きた大異変に巻き込まれて荒廃した世界に取り残されてしまった少年サトル。
文明社会に慣れ切っていたサトルは経験を積みながらなんとかサバイバル生活を続けます。
果たしてサトルは無事生き延びることが出来るのでしょうか?
全10巻の物語ですが、読み始めた途端引き込まれてしまいます。
次々起こる苦難を自分だったらどうするだろう?どのように切り抜けるのか考えさせられドキドキハラハラの連続です。
テレビでやっている無人島生活番組が重なりあの某ディレクターさんを思い出してしまいました。
何度読んでも緊迫感と面白さが色あせない作品です。
一度手に取ることをお勧めしたいです。

 

 

姿三四郎

作品紹介

富田常雄著「姿三四郎」を原作として本宮ひろ志先生の描かれた漫画版の姿三四郎です。
小説同様漫画前半は三四郎の師となる矢野正五郎とその弟子達が紘道館柔道を開く苦闘の物語になっています。
物語の始まりの頃、柔術は様々な流派が鎬を削りあい実践により編み出された技はおのれの流派のみに継承され独自の発展をしてきていました。
これに対し矢野正五郎は全ての流派の技を理論により統一し柔道を新たに作ろうとしていたのです。
これをよく思わない諸派の柔術家は正五郎の行く手の邪魔をします。
正五郎の強さとブレない精神力は素晴らしいの一言に尽きます。
後半は三四郎が登場し紘道館の柔道を極めていき成長の過程が描かれていきます。
宿敵桧垣との対決の行方や柔術家の娘乙美との恋の行方など人間模様も細やかに描かれています。
漫画では桧垣との対決までですが、さらなる三四郎の成長が気になる方は小説を読むことをお勧めします。

 

 

銭ゲバ

作品紹介

子供の頃に貧乏が原因で病弱な母親が医者にも診てもらえず結局死んでしまいます。
お金がない人間に対する世間の冷たい仕打ちに主人公の風太郎の心は金に執着するようになります。
どんな汚い手を使ってでものし上がることを自分に誓います。
やがてそのねじ曲がった野望は金の為なら人間の命さえ簡単に奪ってしまう程人間性を腐らせていきます。

蒲郡風太郎の行く末はどのようになるのか、非道を極めて昇り詰めるのかはたまた地獄へ落ちるのか予想しながら読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

釣りキチ三平

作品紹介

釣りを題材にした最初の漫画と言える作品です。
連載当時釣りキチ三平の漫画を読んで釣りを始めるきっかけになった子供は数多かったと思います。
三平の釣りのテクニックや魚の正確な描写は今読んでも釣りの教科書とも言えるほどの完成度といえます。
また、各種釣り勝負もエキサイティングな展開であり、釣りをスポーツのように捉えるのは斬新でした。
絵のタッチも構図と共に流れるような曲線が心地よく魚や自然の描写と共に非常に芸術的作品と言えます。

読み始めると時間を忘れて世界に入り込んでしまいます。これは釣り好きな人もそうでない人も一度手に取って欲しい作品です。

 

 

天才バカボン

作品紹介

やはり昭和の漫画においてこの作品は外せません。
ギャグマンガの帝王「赤塚不二夫」先生の懇親の名作「天才バカボン」です。
漫画のタイトルは天才バカボンなのに実質主役は紛れもなくその父親バカボンのパパ。
数々の登場人物は日本では知らない人は居ない(今はそうでもないかも・・)程の濃いキャラばかり。
パパが本官さんと呼ぶのは目玉がつながったおまわりさん、いつも掃除をしているレレレのおじさん、
犬とウナギを両親に持つウナギイヌ、などなど。
能天気の極みと言えるこの作品は頭を空っぽにしてくれる名作です。

 

 

天才柳沢教授の生活

作品紹介

某Y大学経済学部教授である柳沢良則の日常を描いた作品です。
世の中では毎日刺激的にいろんなことが起きますが教授はブレずに常に自分の決まった道を進むみます。
世の中と自分の中にある定められたルールにはきっちり従い日々を過ごしています。
そして、世間とちょっとだけ距離のある部分とそれに対する教授の葛藤がこの作品を面白くしているのです。
マイペースを崩せない教授は周囲から物珍しく、時に興味の対象とされ、はたまたお手本、そしてまた愛されてしまう教授の日々にページをめくる手が止まりません。
古希近い教授の人生に幸あれと願うばかりです。

 

 

750ライダー

作品紹介

竜崎高校に通う早川光はこよなくCB750(ナナハン)のバイクを愛する高校2年生。
光の親友順平やガールフレンドの委員長(久美子)、行きつけの喫茶店のマスター、学校の用務員のおやっさんなど沢山の仲間たちとの日々を描いた青春漫画です。
常にバイクの描写が素晴らしく、光のバイクを中心とする生活と委員長との淡いラブストーリーが相まって人気を博した作品です。
連載当初は尖がったバイクでのバトルや不良達との駆け引き中心だった内容は10年の連載の間にとても柔らかいストーリーものに変わっていきました。
バイク漫画としては歴史に残る作品です。

 

 

 

マンガ

Posted by Windy