ハードディスクエラーが発生 その2
前回ハードディスクドライブが不良ということでDellのサポートへホームページから新しいサービスリクエストを発行して連絡しました。
その結果、サポートの担当者からメールが届きました。
前回までのお話しは・・
1.サポートとのやり取りの結果
Dellのサポート担当者からはパソコンを工場に引き取って調査を行って修理したいとのことです。
しかし、それでは多分(ですが)結構な時間が掛ると思わましたし、今回はハードディスクの交換で問題が解消するはずなので交換用のハードディスクを送ってもらうことで話が付きました。
このときの条件としては、
1)交換用ディスクには何もデータが入っていない(つまり工場出荷時に戻すリカバリ領域も無し)
2)交換後のセットアップは自分で行うこと。
3)交換用ディスクが届いたら2日以内に不良ディスクを送り返すこと。(梱包資材、送料はDellが負担)
4)交換時に他の部品を破損した場合は有償となる。
この中で3)の「2日以内に送り返す」はちょっと無理がありますのでその旨伝えたところ、「カスタマーリターン係」というのがあって、そちらに返送の集荷予定を伝えてくださいとのことでした。
2日で返送って・・無茶ですし。
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2.Windows回復ドライブを試みる
なにはともあれ交換用ディスクが届くまでは古いパソコンでしのいでいるわけですが、やれることはやっておこうということで交換ディスクが届いたときのために準備をしておくことにしました。
Windowsを復旧するには「回復ドライブ」を作成する方法があります。
これは健全に動作しているWindowsをバックアップしておいて異常時に戻す事ができる機能です。
が、しかし有事に備えていなかった私には「回復ドライブ」は時すでに遅しです。
ダメ元でやって見ましたが、なんとか起動できたWindowsで「回復ドライブ」を作成しようとしても途中でクラッシュするばかりで時間ばかりが過ぎてしまいました。
ちなみに回復ドライブの作成はWindowsで「スタート」をクリックした状態で「回復ドライブ」と打ち込むと下のように起動アイコンが表示されます。
ここから起動して、その後は画面に従って作業を行えば大丈夫です。
USBメモリは16GBか32GBを用意しておいてください。
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3.「USBリカバリドライブ」作成
結局私のDellのノートパソコンから復旧することはできませんので、古いパソコンを使ってDellのノートパソコンのリカバリ用のイメージツールを作成することになります。
Dellではホームページから自分の機種の「USBリカバリドライブ」がダウンロード出来るようになっています。
1)Dellのサポートページにアクセスします
URL:https://www.dell.com/support/article/jp/ja/jpdhs1/sln299044/microsoft-windowsでデルos回復イメージをダウンロードして使用する方法?lang=ja
2)赤枠の部分をクリックします。
3)パソコンに「サービスタグ」(数字と英字7桁)を貼ったシールが(私の場合ひっくり返した底面でした)ありますので
入力して、画面に表示されている認証文字列を入力し「利用可能かチェック」をクリックします
4)「OS Recovery Toolをダウンロードする」をクリックします
5)しばらくすると実行モジュールがダウンロードされるのでこれを起動します。
6)「OS Recovery Tool」のインストーラが起動します。
「INSTALL」をクリックします。
7)しばらくするとインストールが完了しますので「CLOSE」をクリックします。
8)空のUSBメモリを差し込んでください。
この場合16GB以上の容量が必要です。
中身は消えてしまいますので必要なデータがあればどこかに移しておいてください。
9)Windowsのスタートをクリックしてメニューにある「Dell OS Recovery Tool」を起動します。
9)「オペレーティング・システムの選択」ウィンドウが表示されますので「Windows10」をクリックします。
10)USBドライブを指定します。
11)「はい」をクリックします
12)USBドライブへ書き込みが開始されます。
13)「概要」の画面が表示されたら完了です。
完成したOS Recovery Tool」の使用手順を開く方法を選択できます。
「ガイドを開く」を選択するとWordの文書で、「QRコード」を選択すると手順のURLがQRコードで表示されますのでスマホやタブレットで読み取って開いてください。
4.今回の作業はおしまい。
あとは交換用のディスクが届いたら「OS Recovery Tool」でパソコンを起動してリカバリ作業を行います。