【二十四節気】立春
二十四節気のトップを飾るのは立春です。
かつては一年の始まりとされている立春の情報をお届けします。
1.「立春」はいつ?
立春は毎年2月4日頃です。
ほとんどの場合は2月4日ですが2021年は2月3日が立春です。
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2.「立春」について
立春の暦
立春は二十四節気のなかで最初の節気です。
1年の始まりは立春からとされています。
また、この日から暦の上では春とされています。
しかし、2月初旬はまだ寒い日が続きますね。
それでも気温が少しずつ高くなる日もあり、そんな日々を経つつ春がもうすぐそこまで来ていると感じられます。
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3.立春の関連情報、豆知識
・立春と旧正月
旧暦では立春の前後に元日を迎えます。
上で述べたように1年は立春からとなっているのです。
今の暦で過ごしている私たちには実感が湧かずしっくりきませんね。
・春一番
天気予報などでよく「春一番」が吹きます。といったフレーズを耳にします。
春一番とはこの時期のとても強い風のことを指します。
気象用語として定められており期間は「立春」から「春分」までの間とされています。
また、風速8メートル以上で南寄りの風と定義されているのです。
・立春は節分の翌日
立春は節分の翌日とされています。
立春がいつなのか忘れてしまうという方は節分の翌日と覚えるといいでしょう。
さて、節分の日付ですが、だれもが2月3日と記憶していると思いますが、ごくまれに2月2日になります。
2021年の節分は2月2日でニュースになりましたので多くの人は印象づけられているかもしれません。
節分がずれると立春もこれに合わせて2月4日から2月3日になります。
・八十八夜などの起点となる日
茶摘みの歌で知られる「八十八夜」は実は立春から数えて88日目です。
また、台風が多い(天候が荒れる日)とされる二百十日も同様に立春から数えた日です。
・バレンタインデー
お馴染みバレンタインデーですが、起源は古くローマ時代にまで遡るそうです。
いつのまにかチョコレートが1年で一番売れる日になってしまいました。
バレンタインデーについては以下の記事でも紹介しています。
4.立春のまとめ
いかがでしょう、立春にまつわる情報をお届けしました。
春の始まりとは言え寒い日が続きますが、すこしずつ暖かい日が数日おきに訪れます。
そんな中で草花は敏感に季節を感じ取って芽吹いているのがいつも凄いと思います。
カレンダーも周囲の様子を眺める目も持っていないのに気温の変化だけで季節を感じ取る姿は愛おしく生きる力をもらえます。